このページでは、e-ENGの教材制作スタッフが、英語のイディオム/熟語を厳選して紹介しています。日常会話でよく使われるイディオム、日本人英語学習者の盲点となっているイディオム、資格試験で狙われやすいイディオムなど、重要なものばかりなので、確実に身に付けてください。取っつきやすくするため、「4択クイズ形式」にしてみましたので、100点取れるようになるまで、繰り返し挑戦してみてください。なお、解答は各クイズの最後にあります。
新しい内容をどんどん追加していくので、お楽しみに!
クイズはすべて4択問題です。日本語訳を参考にして、空所([ —– ])に入る最も適切な単語/フレーズを選択肢(A)~(D)より一つ選んでください。
※イディオムの日本語訳は選択肢の下に書いてあります。
【Quiz 1 ~ 10 の解答】 1. (A); 2. (B); 3. (B); 4. (D); 5. (A) 6. (C); 7. (A); 8. (C); 9. (C); 10. (A) |
【解説】
1. back to the salt mines は、簡単に言い換えれば、back to hard work です。salt mineには「岩塩坑」の意味がありますが、今回出題のイディオムとしては、the salt minesの形で使用するのが通例です。
2. crack a book は、to open a book という意味です。文字通り、「本を開いて読む」です。
3. down to the wire は、in doubt until the very last minute で、「最後の最後まで」ということ。
4. easier said and done は、文章として使う場合、It’s easier said and done.でOKです。「簡単そうに言うけど、実際やったら難しいよ」のようなニュアンスのことを言いたいときに使えます。
5. flat broke は、completely without money の意味。「お金が全然ない」状態です。例文を挙げておきます。I’m flat broke, and I can’t afford it. 「無一文で、それを買う余裕がないんだ」
6. get a handle on something は、一語で置き換えれば understand「理解する」。会話で使いやすいフレーズだと思いますので、覚えておくと便利です。例文をひとつ。I can’t seem to get a handle on music theory.(音楽理論を理解できるとは思えない)
7. have a rough time は会話でよく使われる表現で、「つらい目にあう」の意味。例えば、次のように使います。Since Ashley broke up with her boyfriend, she’s been having a rough time.(アシュリーは彼と別れて以来、つらい時間を過ごしている)
8. in mint condition は、「新品同様」の意味で、例えば、This guitar is in mint condition.(このギターは新品同様です)のように、オークションの商品記述や中古品の商品記述などでよく見られる表現です。頻出するので、ぜひ、覚えておきましょう。
9. keep on one’s toes は、日本人の英語学習者にとっては比較的難しい表現かもしれません。watchful とほぼ同義です。keepの箇所は、stay on one’s toes でも同様の意味です。
10. leave no stone unturned は、「何かを成し遂げるためにあらゆることをする」ときに使う表現です。The police will leave no stone unturned to crack down on the crime.(警察はその犯罪を取り締まるためにあやゆる手を尽くす)