• その言葉、英語で言うと何? 気になる日本語を英語で表現できるようにする。英単語の覚え方、英文法の勉強法、人気/おすすめ英語教材の紹介も!

覚えておきたい英会話表現

多くの英語学習者の盲点となっている英語特有の会話表現

英会話の際、多くの英語学習者は「まず、日本語で言葉を考えて、次に、それを頭の中で英語に訳し、最後に、それを英語として口に出す」というプロセスを取っています。ですが、この話し方だと、「日本語的な言い回しの英語」になってしまうことが多々あります。ちゃんと通じればそれでもいいとは思いますが、やはり、いろいろな表現を使いこなせるようになりたいですよね? 

そこで今回は、「日英訳の発想ではなかなか生まれにくい、英会話表現」を紹介していきたいと思います。いずれも基本表現なので、しっかりと身に付け、実践で使えるように準備しておきましょう。なお、各単語の意味や文法(構文)をしっかり理解した上で暗記すると、忘れにくいです。

◆基本表現(1~10)

1) I’m all ears.聞いていますよ」「さあ言って」
※相手の話に興味があり、聞く用意がある状況/場面で使います。
be all ears「耳を傾ける」
2) Listen up.「聞いて」
「よく[しっかり]聞いて」というニュアンス。なお、listenという単語を見ると、「後ろに to が続くのかな?」と思うかもしれませんが、そうとは限らないので注意してください。
3) Are you following me?「私の言っているがことわかりますか?」
※≒ Are you with me?
4) I’m not following you.「言っていることがわかりません」
5) I’ve been keeping myself busy.「忙しくしています」
※会話では、単に Keeping busy. でも、「忙しいです」の表現として使えます。
6) Let me be perfectly clear. 「はっきりさせてくれ」
※ここでのperfectlyは、clearを強調しています。強調する必要が特になければ省いてもかまいません。
7) Cut the crap.「くだらない話はやめて」「ごたくを並べるのはやめて」
※命令形。口語ですが、キツイ表現なので、使う相手には気を付けてください。
8) Cut to the chase.「さっさと要点を言って」
※≒ Get to the point.
9) Be more precise.「もって正確に言って」
※preciseは形容詞で、「正確な;明確な」の意味。
10) You are getting off the subject.「本題からはずれているよ」

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◆基本表現(11~20)

11) Cut it out.「やめて」「いい加減にして」
※嫌なことをしていたり言ったりしている人に、それをやめて欲しいと頼むときに使う表現です。
※ニュアンスは違いますが、Knock it off.も同じような意味です。
12) Can you be more specific?「もっと詳しく[明確に]言ってくれませんか」
※頻出表現なので、ぜひ覚えてきましょう。先述のBe more precise.という表現に(少し)似た意味の文です。