最近ネット上(特にSNS)で問題になっている「名誉棄損」や「誹謗中傷」ですが、この辺の用語を厳密に語ろうとすると、多少なりとも「法律の知識」が必要になってきますので、ここでは、一般の人が日常の会話で使う程度の表現として話を進めていきたいと思います。
さっそく、どんな英単語が使われているのか見てみましょう。いずれも「名誉棄損、誹謗、中傷」などを意味する単語で、英語学習者にとっては難易度が高い語彙ですが、教養あるネイティブであれば知らない人はまずいない、というレベルです。
※それぞれの単語にはニュアンスの違いや語法の違いがありますが、まずは、似たような意味の単語として、ひとまとめにして記憶しておくとよいです。その後で、必要に応じて各自で調べてみてください。
ちなみに、私がアメリカに滞在していたとき、slanderという単語は友達との日常会話で何度か耳にしました。上記の単語についてはすべて、大学の何かしらの授業の中で目にしています。
“Don’t spread bad rumors about me behind my back!”
(私のいないところで[私の]悪い噂を広めないでよ!)
※spreadは「広める」、rumorは「噂」という意味。
※behind my backは「裏で;陰で;私の知らないところで」。
上の文章で、bad rumorsの部分をliesにすれば、「嘘を広めないで」となります。
他にも、やさしい表現として、以下を覚えておくと便利です。
“Don’t say bad things about me behind my back!”
(陰で私の悪口を言わないでよ!)
「名誉棄損、誹謗、中傷」を表す英単語として、先に挙げた6つに慣れ親しんでおくとよいと思います。あわせて、日常会話表現も覚えておくと便利です。