多くの日本人は学校の英語の授業で「筆記体」を習ったと思います。私自身は中学1年生のときに習いましたが、以後、ほとんど使う機会はありませんでした。米国留学中も、授業で筆記体を使う先生は一人もいませんでした。友達で使っている人もいませんでした。
では、学ばなくてもよいのでしょうか? 私は、覚えておいたほうがよいと思っています。名前のサインで使うことがありますし、見た目が美しいですし、知っていて損はありません。
「筆記体」という書体は、文字が流れるように美しくつながった書き方(penmanship「書法;手書きの技術/アート」)が特徴で、極めると、速く美しく書くことができます。
ちなみに、新聞、雑誌、一般的な書籍などで普段慣れ親しんでいる英語の書体は「活字体」です。
「ブロック体」とも呼ばれ、文字それぞれが個別のシンボル(glyphs)になっています。
【例文】
In the United States, children are often taught to write in block letters.
(米国では、子供たちはたいていブロック体で書くように教わる)
I’m not familiar with cursive writing.
(筆記体に慣れ親しんでいません[筆記体は知りません])
ただ、読み書きはできるようにしておいて損はありません。知らない場合は、覚えておくと良いと思います。
それでは、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
また次回!