ジメジメした梅雨になると「古傷が痛む」という方も多いのではないでしょうか? 体調がすぐれない、身体が痛む、といったとき、鍼治療に頼る方も多いかと思いますが、この東洋の伝統的な治療法はアメリカでも広く浸透していて、治療院が各地に点在しています。実際、私がアメリカに住んでいたときも、近所で治療院の看板をいくつか見かけました。
ここで、この単語の語源を見ていきましょう。
単語に含まれるacuの部分は「針」の意味。(※ラテン語のacusより)
そして、punctureの部分は「突き刺す」の意味。
acu + puncture = acupuncture
なお、単語の語尾をistにすると「~する人」となるため、acupuncturistは「鍼師」の意味になります。acupuncture practitionerとも言います。
上記をすべて関連付けて記憶しておくとよいと思います。
【例文】
I felt relaxed after an acupuncture treatment.
(鍼治療の後、リラックスした[くつろいだ]感じがした)
Acupuncture has few side effects.
(鍼治療は副作用がほとんどありません)
【参考】
針で刺す治療法なので、needle therapyという英語表現もあります。
※needleは「針」の意味。
日本では、鍼治療を受けに行くと、お灸もしてもらえることが多いですが、
「灸」は、英語で moxibustion あるいは、moxa treatment と言います。
鍼治療とお灸を併せた治療は「鍼灸治療」ですが、これは、acupuncture and moxibustion treatment という表現が一般的です。
最後に、今回出てきた英語表現を復習してみましょう。
この記事を書いている今は7月、梅雨の季節。
私も体調がすぐれないので、治療を受けてみようかな?!
(※鍼治療は、出血傾向(血小板が少ないなど)のある方やペースメーカーを付けている方、妊婦などは受けられない/注意が必要なので、まずは医師に相談するのが先です。)
記事を読んでいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回!